虫歯を防ぐための歯をみがくタイミングと歯みがき粉の使い方
ハミガキはいつみがいたほうがよいのかご存知でしょうか?食べたご飯に砂糖が含まれていなくても、むし歯の原因になる菌のエサになる糖分は、気づかないうちに含まれていることが多いです。口の中がそうした環境のままでいると、すぐにプラークという細菌が糖分をエサにして繁殖しようとして酸を作りますから、気を付けたいところなのですが、ただ、1日中に常に5回も6回も歯を磨くことは、現実には難しいでしょう。今回はむし歯を防ぐための歯を磨くタイミングと歯磨き粉の使い方について迫ります。
歯を磨くタイミング
ハミガキをするタイミングは、合理的に考えると、「ご飯をたべたらすぐ歯を磨く」のが基本です。なので、現実的なみがき方としては、
- ①朝食をすませたあと
- ②昼食をすませたあと
- ③就寝前
で十分でしょう。
特に寝ている間は、身体の動きがにぶくなり、特にだ液も出なくなりますから、口の中の細菌にとっては活発に行動しやすい環境になります。なので、特に寝る前はしっかり歯をみがいておいて、細菌を減らしておくと、健康的な生活を送ることができます。
ハミガキ粉の使い方
一般的には、フッ化物(フッ素)が含まれているものを使うことで、有効的に酸に溶けにくい歯にすることができます。このようなハミガキ粉はハミガキと一緒に使ったほうが、効率よく取り除くことができて、かつ歯を丈夫にすることができるので、使わない手はありません。ハミガキ個を適量歯ブラシにのせたあとに、全体の歯につけるようにして、まんべんなくみがいていきます。
みがき終わったら、歯みがき粉と一緒に吐き出しますが、うがいするときは軽く1回にするとよいでしょう。フッ化物などの歯にとってよい成分、歯の強化や再石灰化に必要な成分を長くとどまらせておくことができるからです。
いかがでしたでしょうか?
ハミガキのタイミングと歯みがき粉の使い方について説明してきました。ハミガキをする最低限のタイミングと、歯みがき粉の使い方をするメリットをご理解いただけたと思います。歯医者さん・クリニックでは治療を行うことは決して安い値段ではありません。しかし、事前に自分でこうしたリスクを防ぐことができる方法がありますし、それでも難しければがそうした機関・施設に相談してみるというのもアリです。その分野に精通した医師が担当しますので、すぐに対処してもらえるのは心強いですよね。